お店屋さんごっこのお金を手作り|小学生向け紙コインの作り方|なぞときっず

小学生のお店屋さんごっこ用のお金は、最初からたくさんの金額を作らなくても遊べます。まず同じ金額の紙コインを15枚ほど作り、お客さん用とレジ用に分けます。慣れたら色や形を変えて2種類目を追加し、「ぴったり払う」「同じ金額に交換する」「おつりを受け取る」の順で会計を広げましょう。作り方、必要な枚数、安全な片づけ方まで具体的に紹介します。

手作りの紙コイン・紙のお札・財布・商品を机に並べたお店屋さんごっこの準備
結論:同じ金額の大きな紙コインを15枚作れば始められる

厚めの紙を同じ形に切り、表へ金額、裏へ「あそび用」と書きます。お客さんに5枚、レジに10枚を置き、最初の商品は紙コイン1〜3枚で買える値段にします。本物のお金に似せる必要はありません。色と形がはっきり違う方が、子どもは分けたり数えたりしやすく、遊び終わりの確認も簡単です。

最初は金額を1種類にすると、すぐ遊べる

初回は「100円」または「100ポイント」だけにします。金額を増やす前に、紙コイン1枚の商品、2枚の商品、3枚の商品を用意すれば、数を数えて渡す会計ができます。値札を作るときは、数字だけでなく「紙コイン2まい」のように枚数も書くと迷いません。

本物らしさより、役割が分かることを優先します。表に金額、裏に「あそび用」、端に子どもが決めた店のマークを書けば、家庭の遊び道具だと見分けられます。売り場をどこに置くかは、お店屋さんごっこの売り場レイアウトを使うと、商品・レジ・お客さんの動線を短く整えられます。

材料は厚めの紙・ペン・型の3つ

材料は、色画用紙や薄い厚紙、太めのペン、丸や四角を写す型です。財布代わりの封筒と、レジ代わりのトレーもあると管理しやすくなります。はさみを使う場合は、子どもの経験に合わせて大人が線を引く、紙を押さえる、切る部分を担当してください。

  • 紙:裏写りしにくく、折れても拾いやすい色画用紙
  • 大きさ:直径または一辺が5〜7cmほどの、つまみやすいサイズ
  • 色:1種類目は黄色、2種類目は青など、離れた色
  • 収納:お客さん用の封筒、レジ用のトレー、片づけ用の袋
色画用紙・定規・子ども用はさみ・ペン・型紙を並べた紙コインの材料
最初から細かい装飾を増やさず、同じ形を作るための型と太いペンを用意します。

紙コインは「写す・切る・書く・分ける」で作る

  1. 型を写す:紙へ丸または四角を15個描く
  2. 線に沿って切る:一度に重ねすぎず、少ない枚数で切る
  3. 表裏を書く:表に金額、裏に「あそび用」と店の印を書く
  4. 役割で分ける:お客さん用5枚、レジ用10枚に分ける

子どもが形を写し、大人が切る分担でもかまいません。完成したら子どもと一緒に15枚を数えます。作る工程も遊びにしたいなら、「同じ大きさを見つける」「色別にトレーへ入れる」「5枚ずつ束にする」の三つに分けると、途中で数が混ざりにくくなります。

丸・四角・長方形の紙コインを色別のトレーへ分けた会計準備
色と形を変えると、金額を書いた面を伏せても種類を見分けられます。

枚数は「お客さん5枚、レジ10枚」から調整する

一人のお客さんが買う商品を一つか二つにすれば、手持ちは5枚で足ります。レジには、受け取った紙コインを戻す分も含めて10枚置きます。二人で交代する場合も、会計が終わるたびに「財布5枚、レジ10枚」へ戻せば、なくなった紙を早く見つけられます。

遊び方に合わせた紙コインの目安
遊び方種類枚数商品の値段
初回1種類合計15枚1〜3枚で買える
交換をする2種類各10枚ほど小3枚=大1枚など
おつりを出す2〜3種類合計25枚ほど紙コインで表せる金額

値段を子ども自身に決めてもらう場合は、小学生に値段の決め方を伝える3つの基準を使い、「作るのに手間がかかった」「材料が多い」など理由も一緒に考えます。

会計は「ぴったり払う」から、おつりへ進む

最初は値札と同じ枚数を渡すだけにします。慣れたら、2枚分の商品を二つ買うなど、合計する遊びへ進みます。次に「小さい紙コイン3枚と、大きい紙コイン1枚を交換できる」というルールを加えます。最後に、払った金額から代金を引いて、おつりを返します。

会計の声かけ例
「この商品は紙コイン何枚かな?」
「財布から同じ枚数をトレーへ置いてみよう」
「レジの人は、受け取った枚数と値札を見比べよう」
「多く受け取ったら、何枚戻せば同じになる?」

答えを先に言うより、値札の横へ紙コインを一枚ずつ並べて比べます。おつりで迷うようになったら、小学生のお店屋さんごっこでおつりを計算する方法に進むと、100円単位から10円単位へ段階を付けられます。

紙の財布から会計トレーへ紙コインを渡すお店屋さんごっこの練習
財布から直接レジへ入れず、トレーの上で値札と枚数を見比べます。

小さいきょうだいがいる家は、大きく作って数を確認する

紙コインは床や家具の下へ入りやすいため、小さい子どもがいる家庭では手のひらに近い大きさにし、遊ぶ範囲を机の上に限定します。遊ぶ前後に枚数を数え、終わったら口の閉じる袋や高い場所へ片づけます。消費者庁も、小さなおもちゃなどの誤飲事故に注意を呼びかけています。詳しくは消費者庁「おもちゃなど小さなものを誤飲する事故に注意!」を確認してください。

紙コインを増やした後は、レジ用トレーの区切りに色見本を貼ると戻す場所が分かります。遊びの最後に売上を数える場合は、紙コインの総数と売れた商品の数を別々に記録します。小学生に売上と利益の違いを伝える方法なら、売上から材料費を引く考え方まで段階的に広げられます。

お店屋さんごっこのお金は、同じ金額の大きな紙コインを15枚作るだけで始められます。1種類で「数えて渡す」を経験してから、色と形の違う紙コイン、交換、おつりへ進みましょう。本物のお金に似せるより、子どもが数えやすく、家族が遊び終わりに確認しやすい形が使いやすい手作りのお金です。

手作りのお金を、商品づくりと販売の体験へつなげる

「こども社長プロジェクト」は、商品やサービスを考え、計画し、値段を決め、家族へ実際に売る流れを体験する10〜15歳向けの商品です。紙コインで会計の役割に慣れた後、売るものや値段の理由まで考えてみたい家庭の選択肢になります。

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