小学生のお店屋さんごっこで何を売る?商品の決め方4ステップ|なぞときっず

小学生がお店屋さんごっこを始めようとしても、「何を売ればいい?」「作りたい物が多くて決められない」と準備が止まることがあります。思いついた商品をすぐ大量に作らず、買う人を一人決め、案を三つ出し、比べ、試作品を一つ作る順番なら選びやすくなります。10歳前後を目安に、家庭でできる商品の決め方を紹介します。

しおりやメッセージカードなど紙の商品案をテーブルに並べた様子
結論:買う人を一人決め、三つの案を比べてから、一つだけ試作する

商品の決め方は、①家族の中からお客さん役を一人選ぶ、②役立ちそうな案を三つ出す、③作りやすさ・欲しさ・材料の三点で比べる、④一つだけ作って感想を聞く、の四ステップです。子どもの「作りたい」と、お客さんの「欲しい」が重なる案を探します。

お店屋さんの商品は「作りたい物」だけで決めなくていい

好きな物を作る気持ちは大切ですが、お店の体験にするなら「誰が使うか」も一緒に考えます。自分は折り紙の動物を作りたくても、お客さん役の家族は本に挟めるしおりを探しているかもしれません。どちらかを我慢するのではなく、好きな色や形をしおりへ取り入れると、両方の条件が重なります。

最初から本物のお客さんを集める必要はありません。家族や親戚の中だけで、買う人が欲しい物を予想し、実際の反応と比べるところまでが体験です。計画全体を先に整理したい場合は、小学生が事業計画書を一枚で作る方法で、誰に・何を・いくらで届けるかをまとめられます。

ステップ1:お客さん役を家族から一人だけ選ぶ

「みんなが欲しい物」を考えると、答えが広すぎて決まりません。最初は、母、父、祖父母、きょうだいの中から一人だけ選びます。そして、その人が家でよくしていることや、少し困っていそうなことを三つ書きます。

  • 本をよく読む → ページを見つけやすい物があると便利
  • 家族へ短いメモを書く → 机に置けるカードがあると使いやすい
  • クイズが好き → 何度か遊べる問題カードがあるとうれしい

本人へすぐ「何が欲しい?」と聞く前に、まず子どもが予想します。その後で「本を読むとき、あると便利な物はある?」と一つだけ質問します。予想と答えが違っても失敗ではなく、商品を考える材料が増えたと捉えます。

お客さん役を表す一枚のカードと三つの商品アイデアカードを並べた様子
最初のお客さんは一人。相手を絞ると、役立つ場面を具体的に考えられます。

ステップ2:紙で作れる商品案を三つ出す

案を出す段階では、一つに決めず三つ並べます。家庭で初めて試すなら、食品や肌に付ける物ではなく、紙と文房具で完成する小さな物が扱いやすいでしょう。材料と作業が見えやすく、余っても別の遊びに使えます。

  • しおり:厚紙を細長く切り、相手が好きな色や印を付ける。
  • 折って立てるメッセージカード:短い言葉を書ける空白を残す。
  • ミニクイズカード:表に問題、裏に答えを書く。三枚を一組にする。

親は「これが売れそう」と決めず、「その人はいつ使う?」「一つ作るのに何分くらい?」と聞きます。案が多すぎるときは、似ている物をまとめて三つまでにします。絵を描くのが好きなら、商品自体を変えず、模様や色で本人らしさを出せます。

ステップ3:三つの基準で比べ、一つに絞る

商品案ごとに、作りやすさ、お客さんが使う場面、家にある材料の三点を比べます。点数で競うより、「はい・まだ分からない」で印を付ける方が、理由を話しやすくなります。

商品案を比べる三つの基準
見ること確かめる質問迷ったとき
作りやすさ一つを15分ほどで作れそう?形や飾りを一つ減らす
使う場面お客さんはいつ使う?本人へ一つ質問する
材料家にある物で試せる?先に一個だけ作る

材料を買う前に数を決めたい場合は、小学生向けの仕入れと在庫の準備表につなげます。この段階では大量に用意せず、候補一つ分だけあれば十分です。

しおりと立体カードとクイズカードの三案を比較用の印と一緒に並べた様子
三案を同じ基準で見比べます。好き嫌いだけでなく、使う場面と材料も確認します。

ステップ4:試作品を一つ作り、三つだけ感想を聞く

決めた商品を一つだけ作り、お客さん役の家族に見てもらいます。完成度を採点してもらうのではなく、「使ってみたい?」「分かりにくい所はある?」「どの色や形が好き?」の三つを聞きます。全部を直そうとせず、次の一個で変える所を一つだけ選びます。

例えば、しおりが少し大きいと言われたら、長さだけを変えます。色も飾りも値段も一度に変えると、何がよかったのか分からなくなります。一点ずつ試すと、子ども自身が「変えたら使いやすくなった」と確かめられます。

親の声かけ例
「買ってくれそう?」ではなく「いつ使えそう?」と聞く。
「もっときれいにして」ではなく「次の一個で何を変える?」と聞く。
完成した紙のしおり一つと感想を記録する三枚のカードを置いた試作の様子
試作品は一つで十分。感想を三つ聞き、次に変える点を一つ選びます。

商品が決まったら、値段と伝え方を順番に考える

試作品を見直したら、次に値段を決めます。材料にかかったお金、お客さんにとっての使いやすさ、作った後に残るお金を比べる方法は、小学生と商品の値段を決める三つの基準で確認できます。

商品名やおすすめ理由を家族へ伝える段階では、小学生のお店ポスターに必要な5項目を使います。商品を決める、試す、値段を考える、伝える、の順に進めると、大人が先回りして全部を完成させずに済みます。

何を売るか迷ったら、最初から正解の商品を当てる必要はありません。お客さんを一人決め、案を三つ出し、同じ基準で比べ、一つだけ試作する。この小さな一周ができれば、次の商品も自分で考えやすくなります。

商品を考えるところから、親子で一つずつ進めたいときに

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この記事の紙商品は家庭で試す例で、商品の収録内容そのものではありません。自由に作る日の補助として、考える順番が用意されたキットを使う選択肢です。

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