子どものはさみ練習はどの紙から?3〜6歳の選び方|なぞときっず

子どものはさみ練習には、まずコピー用紙ほどの厚さの紙を幅2〜3cmの短冊にして使います。はさみを一度閉じれば切り落とせる幅なら、紙を動かす前に「開く・閉じる」を試せます。薄くて逃げやすい折り紙や、力が必要な厚い画用紙は、1回切りに慣れてから。紙の違い、準備、3段階の進め方を紹介します。

保護者と子どもがコピー用紙、折り紙、画用紙を見比べている様子
結論:最初はコピー用紙の短冊で「1回切り」

A4のコピー用紙を大人が幅2〜3cm、長さ10cmほどに切り、子どもは紙の端を一度だけ切ります。1回に3〜5本で終了し、紙が折れずに切れたら短い直線へ進みます。厚さの違う紙を同時に渡さず、一種類ずつ試すと、扱いにくさの原因を見分けやすくなります。

コピー用紙・折り紙・画用紙は、切る段階で使い分ける

家庭にある紙は、薄さだけでなく、張りや表面の滑り方も違います。同じはさみでも、紙がたわむ、刃の間へ入りにくい、途中で止まるといった差が出ます。年齢だけで決めず、子どもが紙を片手で保てるか、はさみを最後まで閉じられるかを見て選びます。

紙の特徴と使う場面
紙起こりやすいこと向く練習
コピー用紙適度な張りがあり、家庭で用意しやすい幅2〜3cmの1回切り、短い直線
折り紙薄く、持つ手が緩むと紙が逃げやすい紙を回す練習、簡単な形切り
画用紙形を保ちやすいが、厚い物は力が必要太い線、切った形を使う工作

紙の厚さは商品ごとに違います。ここでの順番は固定ルールではなく、家庭にある紙で試す目安です。コピー用紙でも刃の間で折れるなら、幅を細くする前に、紙を持つ位置とはさみの向きを確かめます。道具の選び方から確認したい場合は、子どものはさみを安全に始める順番も参考になります。

コピー用紙、色のついた薄い紙、厚めの画用紙とはさみを並べた様子
紙は一種類ずつ渡します。切れ方を比べるときも、机の上へ重ねずに置きましょう。

準備10分:大人が紙を短冊にして、座る位置を決める

最初からA4の紙一枚を渡すと、子どもは紙を支えることと、はさみを動かすことを同時に行います。まずは大人が細長い短冊を作り、「切る動き」だけに絞ります。短冊は一度閉じて切り落とせる幅から始め、切れ端を入れる浅い箱も用意します。

  1. 子ども用の先が丸いはさみを一丁用意する
  2. コピー用紙を幅2〜3cm、長さ10cmほどの短冊にする
  3. 紙3〜5本と切れ端用の箱だけを机に置く
  4. 大人は子どもの利き手側ではなく、紙を持つ手側から見守る
  5. 「座って切る・人へ向けない・終わったら閉じて置く」を確認する

左利き用のはさみや、大人が座る位置に迷うときは、左利きの子どものはさみと紙の置き方で確認できます。

段階1:紙を立て、大人が端を軽く支えて1回切る

子どもが紙を持つと大きく曲がる場合は、大人が短冊の遠い端を軽く支えます。引っ張らず、紙が横向きに倒れない程度で構いません。子どもには「はさみを大きく開く」「紙を刃の奥へ入れる」「一度閉じる」の三つだけを伝えます。

切れなかったときは、何度も細かく動かさせず、いったん机に置きます。紙が刃先にだけ入っていないか、指が持ち手の奥まで入っているかを大人が確認します。「力を入れて」より「もう少し奥へ入れよう」のほうが、直す場所が伝わります。

保護者が紙の端を支え、子どもが短冊をはさみで1回切りしている様子
大人は紙を引かず、水平を保つ程度に支えます。子どもの刃先の前へ手を出しません。

段階2・3:短い直線から、紙を回す形切りへ進む

1回切りが続けてできたら、幅5cmほどの紙に3cmの太い直線を一本だけ描きます。線の始まりを紙の端につなげ、途中から切り始めない形にします。線から外れたときは完成まで切ってから、「次は線を少し太くしよう」と紙側を調整します。線からはみ出すときの4つの工夫にも、紙の幅と線の太さの変え方をまとめています。

直線で紙を持ち替えられるようになったら、折り紙や薄めの画用紙に大きな三角や四角を描きます。曲線より先に、角でいったん止まり、はさみを開いたまま紙を回す練習をします。丸や細かな形は、子どもが「もっと切りたい」ときに進めれば十分です。

進める目安
1回切り:一度閉じて紙が離れる
短い直線:紙を持つ手とはさみが近づきすぎない
形切り:角で止まり、紙を回して再開できる

紙が曲がる・破れる・止まるときは、一つだけ変える

うまく切れないときに、紙・線・はさみ・持ち方を一度に変えると、何が助けになったか分かりません。紙が曲がるなら短冊を短くする、折り紙が破れるならコピー用紙へ戻す、画用紙で止まるなら薄い紙へ替える、というように一つだけ変えます。

困ったときの調整
様子最初に試すこと声かけ
紙が刃の間で曲がる紙を短くし、端を大人が支える「紙を立ててみよう」
薄い紙が破れるコピー用紙へ戻す「別の紙で試そう」
厚い紙で止まる薄い紙へ替え、刃の奥を使う「奥に入れて一回閉じよう」
何度も細かく動かす一回で切れる細い短冊に戻す「大きく開いて一回」

切れ端が増えたら、その日の練習を延ばすのではなく、次の遊びへ使えます。切った紙で作る3〜6歳の簡単工作5選なら、形を貼るところから始められます。

安全の約束は3つ、終わったら大人が保管する

はさみは座って使い、刃先を人へ向けず、持って歩かないことを毎回確認します。大人は同じ机で見守り、紙を支える手を刃先の進行方向へ置きません。消費者庁は、はさみなどの刃物を子どもだけで使わせず、使用後は手の届かない場所へ保管するよう注意を案内しています。消費者庁「はさみなどの刃物を子どもが勝手に使わないように!」も確認してください。

終了時は子どもが刃を閉じて机に置き、大人がケースへ戻します。切れ端は一緒に箱へ集めますが、床へ落ちた紙を子どもが拾っている間は、はさみを持たせません。学校や家庭での基本的な扱い方は、文部科学省「図画工作:はさみ―授業の前に」でも確認できます。

子どもが閉じたはさみをケースへ戻し、保護者が紙の切れ端を集めている様子
終わりの動作までを遊びの一部にします。保管場所へ戻すのは大人が担当します。

最初の紙は、コピー用紙の短冊から。1回切り、短い直線、大きな形の順に進み、紙が扱いにくければ一段戻します。「何歳なら画用紙」と固定せず、その日に安定して持てる紙を選ぶことが、家庭で無理なく続けるポイントです。

切る動きと、ひらがなの形を一緒に楽しみたいときに

「ひらがなちょっきん」は、紙を切る遊びから、ひらがなの形に触れる体験へ広げたいときの選択肢です。この記事の紙選びと1回切りを試し、子どもが続けたがるときに販売ページで内容を確認できます。価格、対象年齢、最新の仕様は販売ページで確認してください。

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