暗号文、解き方の約束、答えの三点を一枚にまとめます。初回は机の上で一問だけ解き、答えられたら次の封筒へ進む形に広げます。すぐ使える問題だけを探している場合は、小学生向け謎解き問題5問と答えから始めても構いません。
1.紙3枚と封筒4枚を用意し、答えを先に決める
用意する物は、問題を書く紙、答えを書く紙、暗号の約束を書く紙、封筒4枚、鉛筆です。答えは「つくえ」「かばん」「ほんだな」のように、子どもが知っている3〜5文字の名詞にします。家の中を探す遊びへつなげる場合も、最初の一問は机の上で試します。
- 答えを一語だけ決める
- 四つの方法から暗号を一つ選ぶ
- 問題と約束を同じ紙へ書く
- 別紙へ答えと読み方を書く
- 大人が一度、書いた情報だけで解く
約束を二つ以上重ねると、何を試す問題か分かりにくくなります。「反対から読み、さらに記号へ直す」のような組み合わせは、四つを一度ずつ遊んだ後にします。

2.暗号1:反対から読む「逆さ読み」
答えを後ろから一文字ずつ書く、最も短く用意できる暗号です。「右から左へ読もう」と約束を添えます。最初は三〜四文字にし、濁点や小さい「ゃ・ゅ・ょ」を含まない言葉を選びます。
答え:ほんだな。右端の「ほ」から左へ読むと「ほ・ん・だ・な」になります。止まったときのヒント1は「読む向きを変える」、ヒント2は「『ほ』から始める」です。慣れたら「ひきだし」のような4文字へ替えます。
3.暗号2:記号を文字に直す「置き換え」
星、丸、三角に文字を一つずつ割り当て、対応表を見ながら解きます。使わない記号を一つ混ぜると少しだけ難しくなりますが、最初は問題に出る三つだけを表へ載せます。
| 約束 | 問題 | 答え |
|---|---|---|
| ★=つ ●=く ▲=え | ★ ● ▲ | つくえ |
ヒント1は「同じ形を表で探す」、ヒント2は「星を『つ』に直す」です。色だけで区別せず、星・丸・三角の形も変えると、印刷や照明で色が見分けにくいときにも確認できます。子どもが自分で記号を決めて家族へ出題したくなったら、小学生が親に出題する謎の作り方へ役割を交代できます。

4.暗号3:一つおきに読む「一文字飛ばし」
読まない文字を間へ挟み、二文字目、四文字目、六文字目だけを拾う暗号です。紙の上に「2・4・6番目を読もう」と書き、左から順に小さく番号を振れる空間を空けます。
答え:つくえ。二文字目の「つ」、四文字目の「く」、六文字目の「え」をつなげます。ヒント1は「左から番号を書く」、ヒント2は「偶数の場所へ丸を付ける」です。9〜10歳で物足りない場合だけ、「1・3・5番目を読む」問題と交互にし、読む場所を毎回紙へ明記します。
5.暗号4:番号で場所を探す「マス目暗号」
2行3列の表を作り、縦の位置と横の位置を二桁の番号で示します。最初の数字が行、次の数字が列です。座標という言葉を知らなくても、「一つ目は上か下、二つ目は左・中・右」と説明できます。
| 1列 | 2列 | 3列 | |
|---|---|---|---|
| 1行 | ほ | ん | だ |
| 2行 | な | つ | く |
答え:ほんだな。11は1行1列の「ほ」、12は「ん」、13は「だ」、21は「な」です。ヒント1は「11の場所を指で探す」、ヒント2は「最初の数字で行を選ぶ」です。表の文字を入れ替えれば、同じ仕組みで別の答えを作れます。
6.ヒントは「約束→最初の一手」の順で出す
子どもが止まったら、まず問題文に書いた約束を一緒に読みます。次に「どこから始める?」「最初の記号は表のどれ?」と、見る場所だけを伝えます。それでも難しいときに最初の一文字を一緒に解き、残りを本人へ戻します。答えを急いで言わない声かけは、謎解きで解けないときの3段階ヒントも参考になります。
| 目安 | 最初の設定 | 難しくするなら |
|---|---|---|
| 6〜7歳 | 大人が約束を読み、3文字を一緒に解く | 最後の一文字だけ一人で解く |
| 8〜9歳 | 約束を紙で読み、3〜4文字を解く | 使わない記号を一つ足す |
| 9〜10歳 | 4〜5文字を一人で解く | 二問目だけ別の約束へ替える |
四つを一度に出す必要はありません。一問解いたら終わりでも十分です。続ける日は、暗号を一枚ずつ封筒へ入れ、最後の答えだけを小さな箱につなげます。封筒を選ぶ、紙のアイテムを集めるなど別の遊び方は、ゲーム好き小学生の画面を使わない紙ミッション4選へ広げられます。

暗号の約束が紙に書いてあるか、答えが一つに決まるか、実在するパスワードや住所などの個人情報を問題に使っていないかを大人が確認します。家の中へ隠す場合は、家具を動かさず届く場所だけにします。
小学生の暗号遊びは、難しい知識を試すものではなく、書かれた約束を使って秘密の言葉へたどり着く遊びです。最初の一問は「なだんほ」を右から読むだけで構いません。解けた方法を子どもに聞き、次に作る暗号を一緒に選んで終えましょう。
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