小学生のお店屋さんごっこで接客はどうする?家族客への声かけ例|なぞときっず
商品や値段を決めたのに、お客さん役の家族を前にすると、何を話せばよいか分からなくなることがあります。「いらっしゃいませの次は?」「説明を代わってあげるべき?」と迷う保護者へ、10歳前後を目安にした接客の練習方法を紹介します。あいさつ・質問・商品説明・会計の4場面に分け、丸暗記しなくても使える短い声かけをまとめました。
最初に「来店・質問・説明・会計」の四場面を決める
長い接客台本を作ると、一言忘れたところで止まりやすくなります。A6程度のカードを4枚用意し、来店はドア、質問は耳、説明は商品、会計はトレーの絵を描きます。それぞれに自分が言いやすい一文だけを書き、店の見える場所へ順番に置きます。
言葉は家庭の雰囲気に合わせて変えて構いません。「いらっしゃいませ」が言いにくければ「こんにちは」で始めます。商品・値段・開店時間など、お店全体を先に決めたい場合は家族だけで安全に開店する手順を先に確認してください。
あいさつしたら、すぐ売り込まず一つ質問する
お客さんが来ると、商品を全部説明したくなることがあります。まず「どちらが気になりますか?」「使う人はだれですか?」のどちらか一つを聞き、返事を最後まで待ちます。相手が選びたい物を知ってから、関係する説明だけを伝えます。
お客さん:「プレゼントにする物を探しています」
子ども店長:「だれに渡しますか?」
お客さん:「おばあちゃんです」
子ども店長:「それなら、こちらは色を選べます」
返事が思いつかないときは、「少し考えてもいいですか」と言えるカードも置きます。親がお客さん役なら、わざと長く質問せず、一度に一つだけ聞きます。子どもの言葉を途中で直すより、話し終わってから「聞けたことは何だった?」と確かめます。
説明するのは「違い・値段・注意」の三つ
商品説明は、良いところをたくさん並べるより、お客さんが選ぶための情報をそろえます。二つの商品なら「色」「大きさ」「使い方」のうち一つの違いを見せ、値段を指し、取り扱い上の注意があれば伝えます。分からないことは想像で答えず、「作った人に確認します」と保護者へ聞きます。
- 違い:「こちらは青、こちらは黄色です」
- 値段:「青は100円、黄色は120円です」
- 注意:「紙なので、水にぬらさないでください」
「絶対喜びます」「一番すごいです」のように確かめられないことは言わず、自分で確認できる事実を伝えます。値札が見づらいと説明が増えるため、お店ポスターの5項目とレイアウトを使って商品名と値段を見える位置へ置くのも方法です。
会計は子どもだけに任せず、大人と一緒に確かめる
家庭内の体験でも、実際のお金を使う場合は大人が隣に立ちます。子どもは商品名と個数を読み上げ、合計を紙へ書きます。お客さんから受け取った金額とおつりは大人と一緒に声に出して確認し、トレーを使って受け渡します。難しいときは、最初はおもちゃのお金や記録だけで練習します。
- 「〇〇が一つですね」と商品と個数を確認する
- 値札を見て合計を紙へ書く
- 受け取った金額を大人と一緒に確認する
- おつりと商品を別々に渡す
- 「ありがとうございました」で終える
値段そのものを決め直す必要が出たら、小学生に値段の決め方を伝える3つの基準へ戻ります。接客中に値引きを頼まれても、その場で子どもだけに判断させず、「今日は表示した値段です」と家族内のルールを決めておきます。
親子で役を交代し、「できた一つ」を振り返る
開店前の練習は5分を目安にします。1回目は子どもが店員、親がお客さん。2回目は役を交代し、親がわざと早口になったり説明を続けすぎたりします。「お客さんとして聞きやすかったのはどちら?」と比べると、直す点を子ども自身が見つけやすくなります。
振り返り1:相手の返事を待てた
振り返り2:値段を指して説明できた
次に試す一つ:最後にお礼を言う
振り返りは三つ以上直そうとせず、「できたこと一つ」と「次に試すこと一つ」にします。緊張して話せなかった日は、親が隣で最初のあいさつだけ一緒に言えば十分です。接客を人前で行う必要はなく、家族・親戚など事前に決めた相手だけで安全に体験します。
子どもの氏名、学校、住所、電話番号をポスターや商品へ書きません。不特定の人へ販売したり、SNSで注文を受けたりせず、家庭内の役割遊びとして行います。外部イベントへ広げる場合は、保護者が主催者のルール、許可、食品や金銭の扱いを事前に確認してください。
小学生のお店屋さんごっこでは、流ちょうに話すことより、相手へ一つ聞き、分かることを正直に伝え、会計を確かめる経験が大切です。四つのカードで場面を見えるようにし、家族客との短い会話から始めましょう。おうち遊び全体も見比べたい場合は、商品一覧から年齢に合う体験を選べます。
接客だけでなく、商品づくりから振り返りまで体験する
「こども社長プロジェクト 小学生からの経営体験キット 考えて、作って、売ってみる!」は、10歳前後を目安に、家族や親戚をお客さんとして商品づくり、値段、販売、振り返りまで取り組む教材です。税込1,980円(2026年9月22日確認)。この記事の声かけを実際の家族向けお店で試す選択肢です。
Amazonで商品内容を確認する →