小学生がゲーム以外で楽しめる家遊び|5〜7歳の宝探しの始め方

「家ではゲームや動画ばかり。ほかの遊びを提案しても乗ってこない」と困ることはありませんか。この記事では、5〜7歳の小学生が始めやすい、10分ほどの短い宝探しを紹介します。ゲームを悪者にしたり、急に取り上げたりせず、子どもが自分で次の遊びを選びやすくする準備と声かけが分かります。

ゲーム以外の家遊びとして宝探しを始める親子
結論:ゲームをやめさせるより、「10分で終わる別のミッション」を選べるようにしますいきなり長い工作や難しい謎解きを用意する必要はありません。「3つの手がかりを探したらゴール」という短い宝探しなら、始める前に終わりが見えます。ゲームを区切る時刻は先に一緒に決め、そのあとに「宝探しとお絵描き、どちらにする?」と選択肢を渡しましょう。

ゲーム以外の家遊びは「短いゴール」から

子どもがゲームや動画を選ぶのは、遊び始めれば何をすればよいかが分かりやすいからでもあります。一方で、「ゲーム以外で何かして」と言われても、何を選び、どこから始め、いつ終わるのかが見えません。そこで別の家遊びにも、「スタート」「やること」「ゴール」を用意します。

宝探しなら、最初の封筒を渡すことがスタート、手がかりを順番に探すことがやること、最後のメッセージを見つけることがゴールです。大きな景品は必須ではありません。「今日のおやつを選べる券」「一緒に読む本を選べる券」や、お祝いの言葉を書いたカードでも終わりを作れます。

ゲームの時間をゼロにすることを目標にせず、家族で利用時間や終えるタイミングを話し合うことが先です。政府広報オンラインも、オンラインゲームについて、家庭内でのルール作りと保護者の見守りを紹介しています。決めた区切りの後に、次の選択肢としてアナログな遊びを置きましょう。

参考:政府広報オンライン「オンラインゲームの危険性」

10分で終わる宝探しミッションを始める子ども
最初は短く終わるミッションにすると、次の遊びを始めやすくなります。

10分の宝探しを作る4つの手順

  1. ゴールを一つ決める
    最後に見つけるものを、メッセージカードや家族で使える小さな券にします。お菓子を使う場合は、年齢やアレルギー、誤飲の心配がないか大人が確認します。
  2. 隠し場所を3か所だけ選ぶ
    子どもの目線で安全に届く場所から選びます。最初は「本棚」「いつも使うバッグの横」「ぬいぐるみの近く」など、知っている場所が向いています。
  3. 手がかりを3枚作る
    1枚目は大人が手渡し、見つけた先に次の手がかりを置きます。難しい暗号を作らなくても、絵、色、短い文章で進められます。
  4. 見つけたらそこで終える
    「もっとやりたい」と言ったら、次回は子どもが隠す側になる約束をします。最初から長くせず、楽しいところで終えます。

手がかりの文章に迷ったら、家の中で使える手がかりの作り方と例文を参考にしてください。準備時間を減らしたい日は、隠す場所を先にメモしてからカードを書きます。

家の中の3つの手がかりを順番に探す子ども
手がかりは3つで十分。見つけるたびに次の行き先が分かるようにします。

5〜7歳が動きやすい手がかりにする

5〜7歳では、読める文字や文章の長さに個人差があります。ひらがなだけにしても、一人で全部読むことを条件にしないでください。子どもは絵や場所を見て考え、大人は必要な文を読むという分担でも遊べます。

絵で伝える冷蔵庫や本棚の簡単な絵を描き、探す場所を示します。
特徴を言葉にする「つめたいものが はいっている」「ほんが ならんでいる」のように、役割を手がかりにします。
二択にする迷ったら「リビングと寝室、どちらかな?」と範囲を狭めます。

分からない時間が続いたときは、すぐ答えを言うのではなく、場所、特徴、目印の順にヒントを具体的にします。声かけの段階は、子どもが謎解きで解けないときのヒントの出し方でも確認できます。

絵と短いひらがなの手がかりを選ぶ子ども
読む量を増やすより、絵や短い言葉で次の行動が分かるようにします。

ゲームから切り替える声かけは「選べる形」に

遊んでいる途中で突然「もう終わり」と言われると、子どもは気持ちを切り替えにくくなります。終了の5分前に知らせ、区切りのよいところを一緒に確認します。終えたあとで宝探しを命令するのではなく、二つ程度の具体的な選択肢を示します。

始める前:「今日はこのステージまでにする?それとも4時に終える?」

5分前:「あと5分だよ。どこまで進めたら保存できそう?」

終えたあと:「10分の宝探しとお絵描き、今日はどちらにする?」

乗らないとき:「今日は休憩でも大丈夫。宝探しは明日に取っておこう」

きょうだいで遊ぶ場合は、年上の子だけが先へ進めないよう、手がかりを読む係と探す係を交代します。役割の分け方は、年齢差のあるきょうだいが宝探しを楽しむ方法にまとめています。

安全な隠し場所を先に決める

宝探しは、子どもが夢中になって家の中を移動する遊びです。始める前に床の荷物を片づけ、走らない約束と、探してよい部屋を伝えます。手がかりは、子どもが床に立ったまま取れる位置に置いてください。

隠さない場所
踏み台が必要な高い棚、窓やベランダの近く、浴室や水のそば、コンロ・電気ケトル・暖房器具の周辺、薬・洗剤・刃物の収納、重い家具の裏、指を挟むおそれのある扉や引き出しには隠しません。探す範囲は大人が先に歩いて確認します。

消費者庁は、こどもの事故防止に関する注意喚起や安全情報をまとめています。宝探しの内容にかかわらず、家庭内で大人が危険な場所を先に除き、子どもの様子を見守ることが必要です。

安全の参考:消費者庁「こどもの事故防止」

大人が安全な高さへ宝探しの封筒を置く様子
子どもが床に立ったまま取れる、安全な場所だけを使います。

まとめ|ゲーム以外の選択肢を、10分だけ用意する

ゲームや動画以外の家遊びへ切り替えたいときは、取り上げることから始めず、終える時刻を一緒に決めます。その後に、スタート・やること・ゴールが分かる短い宝探しを選択肢として置きましょう。最初は手がかり3つ、隠し場所3か所で十分です。5〜7歳には絵や短いひらがなを使い、読めない部分は大人が担当します。子どもが乗らない日は無理に始めず、また遊べるように残しておくことも大切です。遊ぶ前には床と隠し場所を大人が確認し、安全に届く範囲だけで楽しんでください。

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