年齢差のあるきょうだいと家で遊ぶと、上の子には簡単すぎて、下の子には難しすぎることがあります。謎解きでも、文字を早く読める子が答えを言い、もう一人はついて行くだけになりがちです。二人を同じ難易度に合わせるのではなく、「同じお宝を目指しながら、違う仕事をする」と考えると、一つの宝探しへ参加しやすくなります。
「同じゴール・ちがう役割」で一つのチームにする

宝探しのゴールは二人で一つにします。ただし、ゴールまでの仕事は分けます。上の子だけが謎を解くゲームにも、下の子だけを手伝う時間にもせず、二人の情報がそろうと次へ進める形を作ります。
例えば、上の子がカードを読み、下の子が絵と同じ場所を探します。見つけたカードは下の子が上の子へ渡し、上の子が次の指示を伝えます。どちらか一人では進まない流れにすると、自然に声をかけ合えます。
最初に「今日は二人で一つのチームだよ」と伝え、勝ち負けを決めないことも大切です。早く見つけた人の勝ちではなく、二人で最後のお宝へ着いたら成功というルールにします。
読む係と探す係を、できることに合わせて分ける

役割は年齢だけで決めず、今できることや好きなことから選びます。文字を読むのが得意なら読む係、体を動かすのが好きなら探す係というように、二人が参加できる仕事を用意します。
まだ文字を一人で読まない子には、大人が問題文を読み上げても構いません。その子には絵を指さす、同じ色を見つける、カードを運ぶなど、結果が目に見える役割を渡します。5〜7歳の進め方は5歳〜7歳の子どもになぞとき遊びが合う理由も参考になります。
謎は下の子も分かる入口にし、上の子には追加の仕事を渡す
二人で同じ問題を見るときは、下の子も参加できる入口を作ります。答えの場所を絵で示す、選択肢を二つにする、知っている家具を使うなど、最初の一歩を分かりやすくします。
上の子が簡単に感じる場合は、下の子が考えている間に答えを言わせるのではなく、「理由を説明する」「次のカードの向きを確認する」「集めた文字を並べる」といった追加の仕事を渡します。難しい問題を増やすより、チームを進める役目を加える方法です。
カードごとに先頭を交代し、二人に発見の瞬間を作る

いつも足の速い子が先にカードを取るなら、「奇数のカードは上の子、偶数のカードは下の子」のように先頭を交代します。自分の番ではカードを開き、もう一人の番では少し後ろから一緒に探します。
名前を書いた色違いのカードを交互に置く方法もあります。誰の番かが見て分かり、親がその都度止めなくても進めやすくなります。途中で順番が崩れても、やり直しにせず次のカードから交代すれば十分です。
始める前の約束は、三つだけにする
細かい決まりを増やすより、困りやすい場面だけを先に伝えます。始まってから注意を続けると物語が止まるため、スタートカードを渡す前に二人で確認します。
- 答えが分かっても、相手の番ならすぐに言わない。
- 見つけたカードを取り合わず、担当の人へ渡す。
- 高い場所や開けてはいけない場所は、大人に頼む。
どちらかが困ったときは、大人が答えを言う前に「二人で相談する時間」を作ります。ヒントの出し方は子どもが謎解きで解けないときの声かけにまとめています。
最後のお宝は、二人が納得できる形で用意する

二人で協力する宝探しでは、最後に一人分だけのお宝が出ると、達成感より取り合いが目立つことがあります。同じ物を二つ用意する必要はありませんが、折り紙、シール、おやつなど、それぞれが受け取れる形にします。
誕生日プレゼントのように主役が決まっている場合は、始める前に「今日は○○のお祝い。もう一人は大切な仲間役」と伝えます。仲間役には、最後に主役へ渡すメッセージカードや小さなお礼を用意すると役目が分かりやすくなります。
友だちも交えて複数人で遊ぶ場合は、友だちとおうちで宝探しをするコツもあわせて確認してください。
年齢をそろえるより、二人の出番をそろえよう
年齢差のあるきょうだいが一緒に遊ぶとき、同じ問題を同じ速さで解く必要はありません。読む、探す、カードを集める、ヒントを伝える。それぞれの得意な役割を組み合わせ、先頭を交代すれば、二人で同じゴールを目指せます。
一から謎や物語を作る時間がないときは、おうち宝探しキットを使い、役割分担だけ家族に合わせる方法もあります。問題を解く人と場所を探す人に分かれれば、年齢が違っても一つの物語へ入りやすくなります。

きょうだいで役割を分けて、家の中を一つの冒険に。
4つのおうち冒険キットから、遊ぶ子の年齢や好きな世界観に合わせて選べます。読む係・探す係を決めれば、二人で協力して進められます。
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